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魔王 4―JUVENILE REMIX (4) (少年サンデーコミックス)の詳細情報

魔王 4―JUVENILE REMIX (4) (少年サンデーコミックス)
魔王 4―JUVENILE REMIX (4) (少年サンデーコミックス)
(2008年05月16日発売)
大須賀 めぐみ(イラスト)
価格: 420円
出版社: 小学館
商品種別: コミック

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魔王 4―JUVENILE REMIX (4) (少年サンデーコミックス)のアマゾンカスタマーレビュー
5「現代の少年マンガに辟易の貴方に」 2008-06-02
「このレビューが参考になった」と投票した人:7/14
エロ描写、中身の無い、腐女子の為か金の為だけかに作られたような美形キャラクターの大流行、ただ人気があれば良いとでも言わんばかりの現在の少年マンガ誌上。


そんな中でこの作品の何と素晴らしいことか!
現代の、いや、前時代からと言っても過言ではない、日本の毒を見つめ、平凡な少年が、その現実に立ち向かう!


魅力的なキャラクター群、テンポの良いセリフ回し、アクション、そして策謀。詰め込めるだけ詰め込んでいるように見えながらも、冗長さはない。素晴らしいです。


『少年』にとっては、これからの人生に大きな影響をもたらす作品になるのではないだろうか?


こんな作品を少年誌上で待っていた!
5「犬養、蝉、安藤に戦慄」 2008-05-24
「このレビューが参考になった」と投票した人:1/3
魔王には今巻にもゾクゾクさせられました。

犬養のアンダーソングループへの対決を顕にする演説に集う灯。
犬養は一夜にして、グラスホッパーを黒飛蝗に変えるだけでなく、
安藤のクラスメート、友達だった島までも変えてしまいます。
そして今までみんなと仲良くやっていたアンダーソンJr.は犬養によって
学校の嫌われ者になり酷いことをされます。それでも皆を嫌いになれない、
いつか分かり合えることを信じて逃げずに戦い続けるアンダーソンの人間の大きさを感じました。
彼も、父親のやり方を良く思っていなくても、父親を嫌うことはできない複雑な心境があります。

アンダーソングループを誘致する市長も猫田市民の襲撃を受け、更に「辞任しないと身の保証はない」
という犬養らの脅しもあり、警護に雇われた殺し屋、蝉。
ヘタレな市長との口論は微笑ましいというかなんというか・・・名コンビだなぁと感じてしまったり。
市長や岩西に当り散らす少し子供っぽい蝉ですが、最後の仕事のこなし様はゾクゾクさせられました。
そして蜆の塩抜きをする家庭的な一面も見ることができました(笑)

安藤も犬養に振り回されることに遂に堪忍袋の緒が切れます。
2巻で蝉に口答えしたときはちょっと恐る恐るだったけど、今回ドューチェのマスターと
対峙した安藤の堂々とした態度、「犬養についていけば良い」と考えることをやめて
しまった要を始めクラスメートに「自分の頭で考えろ!」と悲痛に訴えるシーンは
頼もしく、美しくありました。
しかしクラスメートや親友の島からも孤立してしまった安藤の孤独はますます激化します。
アンダーソンを護りきれず、腹話術に副作用が発覚し、自らの限界を感じ、考えることを
やめかけた安藤に、生きているだけのあの老人の姿はどういう影響を与えたのでしょうか?

今回の魔王も絶対買いです。
5「事態は悪化の一途をたどり、そして……。」 2008-05-19
「このレビューが参考になった」と投票した人:11/15
「魔王 JUVENILE REMIX」待望の第四巻。

犬養の唱える正義と理想が世界を変え始める、物語のターニング・ポイントとなる巻です。
安藤の力は犬養のカリスマ性の前にはまったく通じず、彼は己の無力に打ちひしがれます。「犬養が言ったから」というだけの理由で人々は変貌し、何の罪もないアンダーソン・ジュニアへの暴行へと行動を移します。一度はそれを救った安藤ですが、彼が意識を失った間に再び暴行は繰り返され……。

この巻で犬養の狂信者の一人が言います。「自分たちが考える必要はない。犬養を信じてついていけばそれでいいのだ」と。
何と愚かで破滅的な台詞でしょう。過去、そうやって民衆が思考を放棄したが故に、どれほどの悲劇が起こり、世界を傷つけてきたか。それと同じことが今、日本の一地方都市から繰り返されようとしているのです。
己の無力さを痛感した安藤は、その絶望的な事実から闘いに背を向けます。しかし、第37話で出会う一人の老人が、彼の心を大きく動かします。そしてそれが、次の巻での気高い決意へとつながってゆきます。

「死んでるみたいに生きたくないなら、どうすりゃいいか考えろ!」
二十歳にも満たない少年にとっては、あまりにも重い言葉。それは、同年代のサンデー読者全員に向けられたメッセージでもあります。

とうに少年と呼ばれる年齢ではなくなってしまった私の頭にも、この言葉が響いて消えません。「魔王」は間違いなく、今最も熱いジュブナイルです。