
「のだめ、頑張れ!」 2008-11-13
「このレビューが参考になった」と投票した人:1/1
すごく切ない巻ですね。本当に、次が待ちきれない。早く読みたい。
のだめの喪失感や焦りは凄くよくわかります。
千秋とRuiの演奏が、ただの素晴らしい演奏なら、全然落ち込んでないと思う。
でも、のだめがこれだけは誰にも負けない自分の個性だと、思っていた部分を見事にやられてしまった。
なんだ、自分じゃなくてもいいんだと、悲しくなる気持ちは凄くわかります。
しょうがない事だとわかっていても、どうにもなるもんじゃない気持ち。
Ruiがピアノから離れたくて、青春に逃げようとしたように、のだめは結婚に逃げようとした、それはそうかもしれません。
でも、誰だって落ち込むときはあるし、たまには逃げも必要だと思うんだけど、千秋はそれを許してはくれない人なんですよね。
もちろん、のだめのためを思ってなんだけど、女心がわかってないというか、勘がにぶいというか、Ruiが鬼門だってわかってたはずなのに。はがゆいです。
とはいうものの、のだめが一皮むけるためには、確かに千秋との共演が最終目標という段階から抜け出して、
自立する必要があると思うので、これは必要なプロセスなんでしょうね。
千秋ものだめは満足したらやめるんじゃないかと、それを心配していたわけだし、
のだめの成長のためには、ここが正念場、頑張り時って事なんだと思います。
でも、音楽的に、千秋から自立しても、絶対別れたりしないで欲しい。
私は、のだめをラブコメとして楽しんでいるので、二人のラブラブで幸せな姿が見たいです。
Ruiの演奏にあれだけ胸高鳴ったのに、Rui本人には全く執着なく、のだめの事ばかり考えてる千秋を見ていると、
のだめが思っている以上に、千秋にとってのだめは特別なんだなぁと思えるんですがね。

「面白い!」 2008-10-31
「このレビューが参考になった」と投票した人:1/2
今巻は本当に面白かった。
純粋に早く続きが読みたい!と思わされました。
天才ファミリーカンパニーでも思ったんですが、
二ノ宮さんは全体の大きな流れを作るのがうまい。
話を引き伸ばす気は無い、と何かで仰っているのを見たんですが、
そろそろ終わっちゃうのか?と勝手に思っています。
今まで千秋にべったりだったのだめが自分で歩きだす(ミルヒーに手を引いてもらうけど)。
とうとう表舞台です。のだめのピアノを聴いて長田がマサユキ?
と千秋のお父さんの演奏を思い浮かべたのが、二人のこの先を暗示しているようで
不安を煽ります。
本筋にはあまり関係無いんですが、千秋とのだめの一緒に迎える朝を見るのは
ちょっと複雑な気分でした。笑

「それでもまだ「ベーベちゃん」なのだめ」 2008-10-06
「このレビューが参考になった」と投票した人:2/6
フランス編に入ってからやや散漫な群像劇になり、モタつくことも多かった“のだめ”ですが、ここ数巻は物語に大きな流れが出てきてドラマ性が増しました。この巻では孫ルイとのだめを対照的に描くことで話を盛り上げてくれます。
しかし……。のだめの「ハイになったかと思ったらまたすぐ落ち込む」の繰り返しが、さすがに鬱陶しくなってきました。日本にいた頃ならまだしも、のだめはもうコンヴァトに入って3年目。ましてこの巻では、千秋に対してもオクレール先生に対しても、大きな「戦果」を挙げてるんです。のだめはもっと胸張って自分に自信を持っていいはず。
私みたいな凡人から見たら、のだめは1巻の時点ですでに超人なのです。たとえば平均60点のテストで、
「100点取ってる人がいるのに、私は90点しか取れてないよ〜」
なんてグチって泣き出すクラスメイトがいたらカチンと来ませんか? “のだめ”はそういう漫画になりつつあります。天才の苦悩もいいですが、それもほどほどにして、そう遠くないであろう終幕に向け、綺麗にまとめていただきたいですね。